江戸の昔、円空というお坊さんは鉈(なた)一丁で仏像を彫ったそうだ。多い時ではひと晩に80体。
ずっとその豪快でスピーディーな仕事ぶりを想像しては憧れていた。

先日ホームセンタームサシをなにげにぶらついていたら目にとまったのが『マスコットナタ』。
なんじゃそりゃ?とサヤから抜き出してみればそこには鮮やかな刀紋が!
殺傷能力を有する武器の類いは男の必須アイテムでござる。

このナタを見るなり円空が閃いて、材木と共に即購入。

雨の日曜日、いよいよ円空体験開始。

ガシガシと彫りすすむ。

寺も仏像も大好きだが、よもや自分で仏像を彫ろうとは、この鉈を手にするまでは夢にも思っていなかった。

最後の一打。

ジャーーン♪♪一刀彫りの木仏誕生。

よくできました。ご褒美におせんべい。

なんと言っても一刀彫の醍醐味はそのスピード感にある。おやつの後は調子に乗ってどんどん彫る。

さらに動物彫り。

そして昆虫。

出来た!

そんなわけでお昼ご飯。

さて、お腹もいっぱいになって考えるに、どうもあの木彫りの物体、何が彫られてるか解らない。
色塗ればわかるかな?

着彩を施すことに決定。
今、世の中は空前のマンゴーブーム。そんじゃあマンゴー色に塗ってやれ!

マンゴーペンギン、マンゴーエレファント、マンゴーイモムシが完成!

その後ちょっと店に行って仕事。

帰って来てから晩ご飯。今日も長い一日だった。

ところで、問題は最初に彫った仏像だよね。
あれは、
こうなった。
