タタキで有名なマグロ型した赤み魚のカツオとは似ても似つかない魚、マナガツオ。
エンゼルフィッシュみたいに横から見るとダイヤ型の白身の魚、ごく古い文献にもでてくる高級魚です。
これをゆうあん焼きにして定食に出しました。
ゆうあん焼きの“ゆうあん”にも定義はいろいろありましょうが、今回は柚子の香りを付けていないので“柚庵”焼きと漢字で書くのはやめておきます。

マナガツオのゆうあん焼きが付いてくる定食なんぞ、なかなか出すお店無いんじゃないですか?
うちは変なもんも出しますからね~(笑)。
当たりハズレはご容赦を。

この日の定食、メインのマナガツオにあまりボリュームがないので、ご飯がすすむ麻婆豆腐を小鉢にしてみました。

いつだったか食べた某店の麻婆豆腐がほとんど甘さのない、豆�(とうち)風味の効いたやつで、激しく美味かったので記憶を頼りに再現してみました。
つい自分のご飯がすすみ過ぎたようです(笑)。

ちなみに夜にマナガツオを使うときは、3枚におろして西京漬けにします。
これを波串打ってこんがり焼くのです。

17品会席の時はこんな↑盛り付けにしてみました。